薬の効き目は二ー三週間後以降
抗鬱薬の服用量は、症状に関わらず
一定量以上が必要という特徴があるんです。
早い人で数日目から効果が感じられますが、
十分な効き目が見られるのは
二ー三週間後になります。
しかしここで服用をやめず、
半年から一年は、
医師の指導に従って飲み続ける必要があるんですね。
薬を処方する時は、
症状や体質に合わせたものが選ばれます。
しかし、しばらく服用して様子を観察し、
経過によっては薬の飲み方を変える事があるんです。
最初に飲んだ薬が、思ったように効かない場合には、
違う薬に切り替えたり、それまでの薬の効果を増進させる
作用のある薬をプラスしたりするんですね。
また、必要に応じて
睡眠薬などを合わせて処方したりもします。
副作用が強く出た場合は、
他の薬への変更が必要になってきます。
薬は症状に合わせて
変わっていく事もあるんですね。