薬を飲んでいる間は極力お酒は飲まないように
お酒やたばこは、薬の効果を低下させたり、
副作用を招く事があるんですね。
特にお酒は、抗鬱薬と一緒に飲むと、
少量でも酩酊状態になってしまう事があるんです。
お酒を飲むと、その時は
気分が晴れたりもしますが、
鬱病の治療にはならないんです。
かえって病気が悪化したり、依存状態になって
治療に悪影響が出たりしてしまうんですね。
薬とアルコールの相互作用によって、
重大な副作用を起こす事もあるので、
服用期間中の飲酒はできるだけ避けましょう。
たばこと抗鬱薬の関係はまだ明らかではありませんが、
抗鬱薬の血中濃度を下げて効き目を悪くするとも言われており、
実際に、ヘビースモーカーの薬物治療による効果はあまりよくないんです。
抗鬱薬の中でも、三環系抗鬱薬のような、
不安やイライラ、あせりなどを鎮める効果のある薬には、
眠気を起こす作用がある事が多いんですね。
抗鬱薬に、抗不安薬や抗(向)精神病薬を
併用している場合にも、
同じような事があるんです。
服用直後は車の運転を避け、普段車の運転をする人は、
服用を夕食後や就寝前にするように、
主治医に頼んでみましょう(^^)
眠気の副作用が出やすいのは、
飲み始めてすぐの一ー二週間で、
その後は段々とおさまります。