眠れない時は睡眠薬
不眠が続く、抗鬱薬の催眠効果だけでは効果が見られない時に、
抗不安薬として使われるベンゾジアゼピン系の薬の構造を少し変えて、
催眠効果を高くしたものが、睡眠薬として併用されるんですね。
薬の効き方によっていくつかの種類があります。
寝付けないタイプには超短期または超短期作用型。
夜中に目が覚めるタイプには中期作用型。
朝早く目が覚める早朝覚醒には
中期または長期作用型
というふうに使い分けるんですね。
起きた時に、めまい、ふらつき、
全身倦怠感などの副作用が出る場合があります。
睡眠薬には飲み方があるんです。
就寝三十分前に飲むようになってますが、
「深夜十二時前に就寝する」のが前提なんです。
薬は、体内時計に合わせてつくられていますので、
あまり遅い時間に飲むと、朝まで起きられなくなったり、
起きられてもボーッとしたりするんですね。
本を読みながら寝るのも好ましくありません。
目が冴えて眠れなくなり、
薬の効きが悪くなってしまうんです。
睡眠薬は十二時前に飲み、
早めに就寝するようにしましょう☆★☆