就業後は不登校やひきこもりになる
児童期になると、いじめ等の友達との問題、
勉強に関する挫折、教師との関係等が原因で
抑鬱状態になる事があるんです。
思春期から青年期にかけては、
親離れの時期ですね。
独立した自己をつくる時ですが、
非常に多感で不安定な年頃でもあります。
些細な事や何気ない人の言葉で
傷ついてしまう事がよくある時期なんです。
思春期や青年期の鬱病は、
不登校や引き篭もりの形で
あらわれる事がよくあります。
この行動が鬱病によるものなのか、
その他のストレスに対する反応なのかは、
見極めて対処する必要性があります。
子供や若者の心の病気は、
一般の精神科では対応しきれない
部分があるんです。
相談は、最近できてきた児童精神科や、
児童・思春期外来等を訪ねるのがよいですね。
大人と違って子供は、
抑鬱状態にある自分の事を
上手に言葉びして説明できません。
周囲の大人達は、子供の表情や行動を
注意深く観察して心の変化を読み取り、
適切なケアをしていく必要性があります。
活発で好奇心旺盛だった子供が遊びに
興味を持たなくなったり、表情が変化しない、
学校に行きたがらない等は、鬱のサインかもしれないんです。
他に、食欲低下、発作的に泣く、
落ち着きがなくなる等があります。
子供は状態や症状を上手く伝える事ができません。
周囲が気づいてあげましょう。