鬱と他の心の病気は関係あるのか?
心の病気は、身体の病気のように、
目に見える病変が確認できません。
その為、一つ一つの病気の境界線を
はっきりと引く事は簡単ではないんですね。
又、症状の重さ等によって、
病気か、精神的な不調かの判断も難しいんです。
抑鬱感等から、精神科や心療内科を受診して、
鬱病以外の心の病気と診断される事もあるんですね。
抑鬱感は鬱病の代表的な症状ですが、
他の心の病気でも、同じように酷く気持ちが塞いだり、
その為に日常生活に支障が出るパターンもよくあります。
心に不調が起きる病気は、多くの場合、
ストレスが原因なんですね。
実際にあらわれる病気には
いろんなタイプがあります。
病気によっては、治療にあたる科目が違う事もありますが、
心の病気の疑いを感じた時や、家族等の変調に気付いた時は、
まず、心療内科や精神科を受診してみましょう(^^)
ストレスが原因の病気には、鬱病の中に含まれるもの、
進行すると鬱病になる可能性のあるもの等、
区別されているものがあるんです。
鬱病の周辺にある心の病気には、
心身症や気分変調症、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、
自律神経失調症、摂食障害等があるんですね。
このうち、心身症は、
鬱病とははっきりと区別された病気なんです。
気分変調症は、
なんとなく憂鬱で悲観的になる状態が長く続くんですが、
日常生活に支障が出るほどではないんです。
しかし、鬱病の一つとされているんですね。
引き篭もりやマタニティー・ブルーは、
長引くと鬱病になる事があるんです。