ストレスを溜め込み、自分で辛さを抱えてしまう
青年期から中年期にかけては、
社会人としてもプライベートにおいても
様々な出来事が起きる時期なんですね。
ミドルエイジ・クライシス(中年期の危機)
という言葉があるように、男性も女性もこの年代には
大きな負担のかかるストレスが多くなるんですね。
それを上手に処理できないと、
鬱状態や鬱病に陥ってしまう事の多い世代なんです。
この年代は、それまでの職場や家庭での経験や実績等、
積み重ねてきらものへの自信やプライドがあります。
その為、気分が塞ぐとか、やる気が起きない
といった心の不調は、自分でコントロールして
改善できると思い込みがちなんです。
精神症状があらわれていても、隠したり、
そんな事はないと否定してしまいます。
その代わりに、倦怠感や頭痛等の身体症状が
強く出る人が多いという傾向もありますね。
更に、その辛さを抱え込み、押さえ込み続けると、
自殺にまでいたってしまう危険性が高くなるんです。