マタニティー・ブルー、子育て、親の介護
出産直後の十日ほど、女性ホルモンの変化の影響で、
10ー30%の人が、イライラしたり、
気分が沈む事がありますね。
これを一般的にマタニティー・ブルーといい、
無気力や不安感、集中力の低下等があったりします。
又、周りの人の態度や言葉への反応が過敏になって、
急に泣き出す事もあるんですね。
普通は自然におさまりますが、
数週間も鬱状態が続いたり、数ヵ月後に再発した時には、
産後鬱病の可能性があるんです。
産後鬱病は、育児に対する意欲や自信が持てずに
悲観的になったり、子供に対して愛情が感じられずに
罪悪感を抱いたりするのが特徴なんです。
産後鬱病は母子関係に大きく影響するんですね。
子供の心身の発達を妨げる事もあるので、
早めに治療を受ける事がとても大切です☆
閉経を向かえる時期を更年期といい、
ホルモンバランスの乱れによって、
様々な身体症状があらわれます。
同時に、憂鬱や不安、不眠等の
精神症状が見られる事もあり、
それを原因に鬱病になる事があるんですね。
この年代は、子離れや親の介護等の問題を抱える時期でもあり、
そのストレスも鬱病の要因になりやすいと考えられているんです。