鬱になりやすいのは「真面目でいい人」
鬱病の発祥にはストレスが大きく影響します。
その背景には、鬱病になりやすい性格や体質が、
関わっていると考えられているんです。
鬱病になりやすいとされる性格として、
「メランコリー親和性性格」「執着性性格」「循環性格」
の、三つのタイプが知られているんですね。
これらの性格は、いずれも、
「真面目でいい人」と、
周囲から言われるような共通点があるようです。
責任感や正義感が強い、弱音を吐かない、
頼まれたら断れない、仕事熱心、完璧主義、
献身的で職場等での評価も高い人物です。
しかし、頑固で融通がきかないというところもありますσ(^_^;)
一方で気持ちの切り替えが上手くできない為、
一度の失敗をいつまでもひきずって慎重になったり、
人の目を必要以上に気にし過ぎたりするんです。
こういった性格は、精神的なもろさを
合わせ持っている事が多く、ストレスを重く感じたり、
溜め込みやすい傾向があるんですね。
「メランコリー親和性性格」
とても几帳面である、誠実だ、秩序を重んじている、保つ。
→ 環境の変化に対応するのが苦手である。
「執着性性格」
生真面目・几帳面である、正義感・責任感が強過ぎ、
何事にも徹底的。
→ 何が大切か判断ができず、
仕事量が増えると手の付け所が分からない。
「循環性格」
人当たりがいい、親切である、明るく振る舞う、周りに気を遣う、
気分の浮き沈みが激しい、社交的・人付き合いがいい、ユーモアだ。
→ 気を遣い過ぎてしまいとても疲れる、自分を見失う。