合併症としての鬱病発祥
病気が脳の機能に影響して、
合併症として鬱病を引き起こすものとして、
糖尿病があげられるんです。
糖尿病はインスリンの分泌不足や作用の低下で起きますが、
一度発祥すると、完治の難しい病気と言われています。
一生付き合わなくてはいけない
病気になったというストレスも、
鬱病の原因となっているようです。
しかし、糖尿病が、インスリンだけでなく
モノアミンの分泌にも異常をきたしているのではないか?
とも考えられているんです。
糖尿病の大半を占めるインスリン非依存型は、生活習慣病の一つですが、
このタイプでは、糖尿病が発祥する前に躁鬱が見られたケースが
八ー九割あるという報告があるんですね。
鬱病が糖尿病の危険因子の一つであるとも言われています。
他に合併症として鬱病を引き起こす
可能性のある病気には、膠原病の一つである
全身性エリテマトーデス等があるんですね。
又、躁鬱症状があらわれた為に医療機関を受診して、
鬱病と診断された人が、その後の検査で、
がん等の重い病気が見つかるパターンもあります。
これを「警告鬱病」と言いんです。
これは、すい臓がんの発見の手がかりになるとも
考えられているんですね。
すい臓がんと鬱病が発祥する割合は高いと言われてますが、
はっきりとした関係は分かっていなんです・・・。