ストレスとの関係
鬱病には、発祥しやすい性格や体質があるんですね。
最大の原因になるのはストレスなんです。
鬱病になりやすい要素を持った人が、
大きなストレスにさらされたり長い期間続いたりした時、
心や身体に様々な不調があらわれます。
ストレス社会といわれている現代、
鬱病を発祥する人は増え続けているんです。
以前は大人だけの病気とされていましたが、
子供や青年にも鬱がある事が分かってきているんですね。
人間には、常に様々な刺激を
心身に受けながら生きているんです。
ゴムボールを指で押すと、凹みができるのと同様、
外からの刺激に反応して生体は変化するんですね。
医学ではこの「外部からの刺激」を、
ストレスをつくるものという意味で
「ストレッサー」と言います。
ストレッサーによって生じる、
心身のゆがみや変調といった生体の反応を
「ストレス」と定義しているんですね。
ストレッサーは、、、
暑さや寒さや騒音、
大気汚染等の物理的・化学的ストレス。
睡眠不足や空腹、過労等の生理的ストレス。
人間関係の問題や、緊張、不安、怒り、失望等の
心理的・社会的ストレス。
これらの三つに大きく分ける事ができるんです。