会社や職場、産業医
企業などが、働く人の健康をサポートする為に、
職場の中に設けている健康管理室などには、
産業医と呼ばれる医師が配置されているんです。
産業医として精神科の医師や
カウンセラーがいるところもあって、
心の不調の相談に乗ってもらえるんですね。
また内科の産業医であっても、
心療内科や精神科との
連携ができているはずなんです。
職場に産業医がいれば、
直接に医師のアドバイスを受ける事ができますから、
抵抗を持たず、ぜひ、利用しましょう(^^)
鬱になったら周囲の人たちに
協力してもらう事が大切なんです。
自分の事は自分で解決しようとする人がいますが、
悩みは抱え込まず、家族に相談しましょう。
話をするだけで、
気持ちがラクになる場合もあるんです。
上司に言いにくい事ではありますが、
鬱になった事を打ち明け、休暇をもらうなり、
仕事を軽減してもらうようにお願いしましょう。
心の病気ではないかと精神科を受診しようと思った時、
健康保険を使うと、会社に分かってしまうのではないかと
心配する人もいるみたいです。
健康保険には、同業種の企業が集まって組織された
「組合管掌健康保険」と、
政府が運営する「政府管掌健康保険」があるんですね。
政府管掌健康保険の加入者なら、
勤め先には受診を知られないんです。
組合管掌健康保険の場合は、
健康保険組合に医療費の通知が届き、
医療機関は特定できるんです。
その情報は人事や職務上で
使用する事が禁じられていますが、
違法行為がないともいえないんですね。
万が一を考えるなら、
精神科とは多少なりとも印象が違う
心療内科を受診してみましょう。
また、事情を話して内科を受診し、
抗鬱薬などを処方してもらう方法もあるんです。